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2004.02.27

驚異! 100%色の付いたアフレコ現場は実在した!!

始まりは1本の電話からだった。

「アフレコ取材をお願いしたいんですけど、今日の夜とか暇ですか?」

ずいぶんと急な依頼である。じつのところまったく暇ではなかったのだが、訳あって断ることのできない我々取材班(って俺ひとりだよ)は、魔界都市新宿に存在する整音スタジオへと飛んだ。

ここであらかじめ説明しておくと、アフレコ取材は現場で結構待たされるのが常である。というのは、アフレコが終了してから取材となる場合が多いからで、そのアフレコがまず大抵の場合予定よりも押すからだ。しかも、今回の取材は集合が22時、スタート予定が22時半というえらく遅い時間帯である。かなり押す可能性を考慮に入れたら、終電に間に合うか心配になる時間だ。(最高で2時間押した経験アリ) 「どうかあんまり押しませんように」と祈るような気持ちで現場に向かう取材班。だが、そこで我々を待ち受けていたのは、予想を遙かに超えた状況だった。

「すいません、1時間前にアフレコ終わっちゃいました……。」

なんと、アフレコは押すどころか集合時間1時間前に終了し、CV陣はすでに撤収済みだったのだ。(えー(;´Д`))

なぜこのような事態が発生したのかといえば、端的には「フィルムが完成しすぎていたから」ということになる。アフレコ段階でのフィルム完成度は、まず「半分以上色がついていたら御の字」というのが昨今の現状です。というより、線画であろうと「絵が動いていればマシ」といえ、どうかすると背景とセリフ出しのタイミングくらいしか表示されなかったりする。ちょっと想像すればわかると思いますが、動いている絵を見ながら演技するのと、ひたすらタイミング表示だけを頼りに演技するのとでは、やりやすさが格段に違います。フィルムの完成度が高ければそれだけ「意図された情感」を込めやすくなりますし、セリフの間合いも計りやすい。つまり、それだけリテイクの頻度も減るわけで、リテイクが少なければアフレコも早く終わるわけです。

しかし、アニメ制作の現状を考えれば、アフレコ段階で動画が仕上がっているなんてのは「ほとんど考えられない」ことです。私も今回を除けばそんな現場に遭遇したことがありません。おそらくは「いつもの感覚」でスケジュールを組んだものの、完成した動画という「あり得ない要素」が入ってきたため、予定時間よりもはるかに早くアフレコが終了するという「前代未聞の出来事」と相成ったのでしょう。(もちろん声優陣の頑張りもあったのでしょうが)

出演者のコメントはテープに録っておいてくれたので、実質的にはそれほど困ったことにはならなかったのですが(ほんとは直接聞いた方がいいんですけどね)、こんなこともあるんだなぁと不思議な気持ちになりました。ちなみに、現場に残っていた取材対応の方からは、次のようなお詫びの言葉を頂きました。

「今後このようなことがないよう、次からは色がつかないようにしますので……」

いや、それはちょっと本末転倒ではないかと(^_^;)

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2004.02.26

1週ぶりに更新chu!!

かなり今更ながら小倉優子のデビューシングル『恋のシュビドゥバ』を購入。いや、サイコーですねこれ。

なんといっても、PVの出来がスバラシ過ぎます。振り付けはぎこちないし(しかもパターンは少ない)、背景真っ白だし、衣装はギャグとしか思えないデザインだし。言うまでもなく歌はヘタクソだし、表情は終始虚ろと、およそ文句の付けようのない完成度です。勝手な想像ですが、製作費用はダ・カーポのPVの1割もかかってないんじゃないでしょうか。

なんだかバカにしているように見えるかもしれませんが、まったくそんな意図はありません。私は本気で「いい買い物をした」と思っております。『アイドル』ということばにつきまとうチープなイメージを、ここまで潔く具現化してくれる商品は貴重です。大抵の場合はチープなイメージを払拭する方向に行きたがるものですから。「本物のコテコテなアイドルPVを見せちゃるわい!」という心意気を私は感じましたね。

アイドルというものは、やはりある種安っぽくあるべきだと思うのです。安っぽいというよりは「お手頃感」と表現した方が正確でしょうか。高嶺の花は綺麗ではあるけど、身近に感じることはできません。ついでにいえば『安っぽい』ことと『安い』ことはまったく意味が異なります。安っぽく見えるからといって、中身が安いとは限りません。

おいらは単に『安い』だけのものは好みません。でも『安っぽい』ものは結構好きなんです。

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2004.02.19

アバロン スーパーカレンダー

オーバーホールに出していた腕時計が戻ってきました。シチズンが1989年に発売した『アバロン スーパーカレンダー』という時計で、無調整で200年分のカレンダーを表示可能な、永久カレンダータイプの腕時計です。ちなみに、以下が実物の画像

images/super_calendar
とまぁご覧の通り、200年針、年針、月針、週針、24時間針、時間針、分針、秒針と8つも針があるという、これ見よがしなギミック満載の時計です。なんか、つけてるだけで錬金術でも使えそうな気がしてくるのは私だけでしょうか?

発売当時の私は学生でしたから、定価で38000円、実売価格でも3万円を超えていたこの時計を買うのは、かなりの思い切りが必要でした。というか、いまでも3万円の買い物をするのは、かなり躊躇するのですが……。それでも、当時からこれ見よがしなギミックが大好きだった私は、結局財布をはたいてこの時計を買ってしまったわけです。なんつーか「いかにもオタクが好みそう」な時計ですよねやっぱ……。

発売当時がバブル真っ盛りの時期ということで、こうしたヘンテコリンな時計もいろいろと発売されていました。無駄に金がかかっているので、ある意味値段に対する品質はとてもよく(写真ではわかりにくいですがサファイアガラスが使われています)、いま同じ値段で同等の時計を買おうとしても難しいと思います。ちょうどスーパーカレンダーについてについて言及されたページを見つけたのですが、この時計を5万円以下で発売したのはかなり画期的なことだったようです。

最近は携帯電話を時計代わりにする人が増え(というか私もそうしていました)腕時計も廃れ気味ですが、時間を確認するたびに携帯を取り出すというのは、やはりどうにも絵になりません。ええかっこしいな私としては、いかなる場面でもスマートに振る舞いたいとか思ってるわけで、こんな時代だからこそ腕時計の復権を掲げたいと思います。

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2004.02.14

FATALIZER

とうとう松屋の牛めしが終わってしまいました。松屋派だった私(ロハでみそ汁がついてくるのは、貧乏ライターには貴重なのです)にとっては、吉野家の牛丼が終わったときよりもショックです。

今日はそんなブルー入った心に、ぬくもりと癒しを与えてくれる……とはあまり思わない(おい)一冊のコミックを紹介したいと思います。いや、ぶっちゃけおいらのマブであるりつべさんの単行本なのですが。

というわけで、『月刊コミックブレイド』で連載されていた、りつべこと小林立さん(本名がペンネームって人も珍しいですな)のコミック『FATALIZER』の単行本が発売になりました。イエーッ、ヒューヒュー、ドンドンドン、パフパフ。(まるでイヤガラセだな……)

というわけで、皆さん買ってください。
以上、更新終わり。

……これで終わると本当に絶交されそうな気がしてきたので、友達の少ない私としては少しは真面目に紹介したいと思います。

あとがきや本人のサイトにもある通り、FATALIZERに登場するキャラは、りつべさんが数年前から描いていたキャラクターが中心です。彼の昔の同人誌を読んでいた人なら、第1話で「あぁ、あのときの話が元ネタか」と思い出すことでしょう。その元ネタになったマンガがおいらは結構お気に入りで、とくにあるセリフがずっと心の中に焼き付いていました。なので、同じセリフを今回のコミックの中に見つけたときに、なんだか嬉しくなってしまったのでした。それは次のようなセリフです。

「そこに見える『人』が変われば 景色も変わって見えるから」

たとえ変わらぬように見える風景でも、ある人がいるだけで、ある人がいないだけで、その意味はまったく違ってきてしまいます。もしもある日、自分の好きな『景色』が失われてしまったなら、あなたならどうしますか? この作品の主人公・士栗は、好きな景色を取り戻すため一直線に行動します。その結果、彼女がどんな『景色』にたどり着くのか……それはあなた自身の目で確かめてください。

しかし、りつべさんがこんな綺麗な言葉を紡ぎだしているというのは、俺的にはなんとも妙な気分です。アナタ本当に小林立さんですか? MtGでイヤラシイ性格のデッキばかり使っていたあのりつべさんと同一人物ですか? いつの間にか中の人が入れ替わっていたりしませんか?

いや、ウソです。りつべさんは昔からとってもキレイで大きな心を持った人です。印税入ったら酒おごってください。(オマエ友達なくすぞ……)

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2004.02.12

Feliz Cumplean~os!

成瀬未亜さんのお誕生会に参加してきました。いや~、目出度いですね。

『齢を重ねる』ということについて、どこかマイナスの印象を持たれている方も結構いますが(とくに女性の場合)、私は美しく年輪を重ねていくことは、むしろ素敵なことだと思っています。私は素敵な女性が大好きですので、これからもよい月日を過ごして、一層素敵な人になって頂きたいものです。などと偉そうなことをほざいてると「それでお前はどうなのよ?」とツッコミが入りそうですが、そういう人にはこの言葉を贈りましょう。「それはそれ。これはこれ」

私と未亜さんは、お互いの本業とは関係のないところで知り合ったので(ぶっちゃけAniseですが)、これまで仕事関係の突っ込んだ話をしたことはありませんでした。今回、声優としての活動スタンスやポジショニングについても話を聞くことができたのが、個人的には大きな収穫でした。ですが、どんな収穫だったかについては、将来の飯の種として取っておきたいと思います(笑)

それにしましても、大勢の人から自分が生まれ落ちた日を祝ってもらえるというのは、なんとも素晴らしいことです。つまり、その人にそれだけの魅力があるという証拠な訳ですから。そして、魅力がある人というのはこのような場面においてさえ、与えられるより多くのものを他者に与えているのです。願わくば私も、誰かに何かを与えられる(などというと傲慢に聞こえますが、「受け取ってもらえる」という意味で)人間になりたいものです。

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2004.02.09

ダ・カーポ シークレットライブ

昨日はダ・カーポのシークレットライブに行ってきました。
いや楽しかった。半分以上、取材で来たこと忘れましたね私。

こうしたイベントに来るファンが求めているのは、端的に言って「好きな出演者の姿をいっぱいみたい。たくさん声が聴きたい」ということに尽きます。それ以外のすべては、余興の範囲でしかありません。ここを勘違いして余計なコーナーイベントばかりで時間を潰すと、ファン的にはストレスが貯まるイベントとなります。だからといって、曲目を詰め込めるだけ詰め込んで、順繰りに歌って終わりというのも味気ない。

そこへいくと今回のシークレットライブは、手堅くまとまったよいイベントだったなと思います。ヒロインキャラのCV全員がソロで歌うのをメインに据えつつ、CV陣によるMCや絵描き歌のコーナーもあり、yozucaさんとrinoさんによるデュエットもあり。奇をてらった仕掛けや構成は何もなかったのですが、決められた時間の中でどれだけ満足して帰ってもらうかという点で、非常に正当なアプローチできたなという印象を受けました。

ただ、記事を書く立場としては、どこを伝えるべきポイントと判断するのか、結構難しい面もあります。与えられる文字数は限られていますから、どうかすると歌われた曲目の紹介だけで終わりということにもなりかねません。というか、単に文字数を埋めるだけなら、そういう「楽な埋め方」もできます。しかし、それはあきらかに俺が感じて伝えたいことじゃない。とはいえ、より重要なのは俺が何を伝えたいかとではなく、読者が何を知りたいと感じるかです。(それによっては、曲目の紹介に字数を使った方がいいという判断もあり得ます)

しかし、イベント取材に限ったことではありませんが、何を取り上げ何を切り捨てるかの判断には毎度頭を悩ませます。字数無制限なら「ライブ終了後のアナウンスで、ゆかりんが舌咬んだ」とかも書くところなのですが(笑)

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